循環生活

家庭菜園やベランダ菜園にとって、土や肥料はとても大切です。野菜の発育に大きな違いが出てきます。今では様々な種類の腐葉土やたい肥などが売られているが、近年のエコブーム(ブームってのはいかがなもんかと思うけど・・・)で、注目されているのが「段ボールコンポスト」。
実は私も去年やろうと思ったんだけど、ちょうど梅雨時期で、梅雨が明けたら・・・と思っているうちに・・・何となくしなかった(言いわけ)。
今年こそは!と思っています。
この「段ボールコンポスト」、ご存知の方も多いとは思いますが、どういうものか簡単に説明しますと
要は生ゴミ処理機なんですが、熱や電気も使わず、ピートモスなどを入れた微生物の生息しやすい場所を作り、その微生物にゴミを分解してもらうことでたい肥化するというもの。容器も段ボールを使用するので、庭のない集合住宅での使用もできるし、安価で手軽に始められます。
生ゴミの量が減らせて、おまけに優れた堆肥ができる。その堆肥で育てた自家栽培の美味しい野菜を食べる。
すごくすてきな循環生活だと思いません?

では、作り方を紹介しましょう。
【材料】
底を二重にした防水加工されていない段ボール箱
ピートモス 15リットル
消臭用もみ殻くん炭 10リットル
風邪通し用の台
シャベル
虫よけネット

【作り方】
1.ピートモスともみ殻くん炭を段ボール箱に入れ、かき混ぜる。
2.生ゴミ500g~1kgを入れ、そのつどシャベルで混ぜる。(ゴミはできるだけ毎日入れるようにする)
3.虫よけネットをかけておく。

これだけです。簡単ですね~。
作業自体はいたって簡単なのですが、何点か注意しなければいけないことがあります。

①混ぜる時、シャベルで段ボールを傷つけないようにする
なにせ段ボールです。本来耐久性のあるものではないので、あまりグイグイやってしまわないように・・・
②風邪通しの良いところに置く
湿気は大敵です。箱の底が濡れてしまわないようにするためにも、下にスノコなどで台を作ってあげましょう。
また、ベランダでも、雨などが降り込ににくい場所に置いてください。
③虫よけキャップをかぶせる
入れてすぐの、ゴミが分解しきれていない間は、ハエ等の虫が群がることがあります。それを防ぐためにも虫よけネット等は必要です。
④貝殻、ぶどう、梅干しの種、トウキビのしん、鶏がらや豚骨、塩漬したもの、防腐剤を塗布してある果物の皮は入れない。
貝殻や肉の骨などは分解できません。また、塩分や防腐剤には殺菌作用があります。一緒に入れてしまうと分解できなくなってしまいます。
⑤水気は適度に切る
段ボールが痛みます。でも生ゴミを分解するにはある程度の水分は必要なので、カラカラに乾かしてしまう必要はありません。


入れたゴミは2~3日くらいでなくなります。入れるときにより細かくすると、分解されるのも早いです。
そして1週間ほどたつと微生物の呼吸熱で土が熱く(活発に活動すると50~60℃)なります。中にミミズを入れると、さらに活発に分解が進むそうです。
あ、匂いが気になる方もいるかと思いますが、段ボールが呼吸するので無臭に近いです。心配ご無用。

使用期間の目安は3ヶ月くらいです。
3ヶ月経ったら生ゴミの投入をやめ、2~3週間熟成させます。
すると、土に黒みがでてきます。それが栄養たっぷりの堆肥なのです。


以上のポイントに気を付けて、早速始めてみましょう。


ハーブアドバイザー関連項目

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by takahama72 | 2009-05-21 14:58
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